磁気共鳴専門技術者の認定更新に必要な知識「Q7-03」2021年度版

2021年度版
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JISZ4951について

磁気共鳴画像診断装置の基礎安全及び基本性能を規定する規格で、
IEC60601-2-33を基に、診断用MRシステムおよびMR装置について検査を受ける患者の安全、操作を行うMR作業従事者の安全、ならびにMRシステムの開発、製造、据付及びサービスを行うMR作業従事者の安全についての技術的な側面について規定した日本工業規格である。

解説

JIS Z 4951は、日本工業規格(Japanese Industrial Standard)の一部であり、”医用電気機器−特殊環境下で使用するための一般要求事項”を定めている。この規格は、医療現場や特殊環境下で使用される電気機器の安全性や信頼性に関する基準を提供してる。

医用電気機器−第2-33部 : 磁気共鳴画像診断装置の基礎安全及び基本性能に関する個別要求事項を規定している。

MR装置及びMRシステムについての基礎安全及び基本性能について規定してる。
JIS Z 4951は、MR装置の操作モード、医療管理、取扱説明書の重要性について述べている。
また、dB/dtおよびSARを中心に解説している。

JIS Z 4951は、2017年に改正された。
この改正では、SARの安全規格(上限値)が発令された。
最大エネルギー量(SAR×検査時間)は、リスクマネジメントによって制限しなければならない。
短期SAR任意の10秒間にわたるSAR上限値が、既定値の2倍を超えてはならない。

また、JIS Z 4951:2017は、MR装置及びMRシステムについての基礎安全及び基本性能について規定している。
MR装置の操作モード、医療管理、取扱説明書の重要性についても述べられている。

詳しくはJIS Z4951を直接参照されたい。

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