均一性測定のレポートの書き方を解説していきます。
書き方はほとんどSNR測定と同様です。
ここでは気を付けるポイントを中心に記載していきます。
アウトライン
大まかに5つのブロックで記載していきます。
①使用機材
使用コイル、ファントムを記載します。
コイルはコイル径を忘れずに記載します。
ファントムは撮像時のファントム温度も記載します。
T1T2値も忘れずに記載しましょう。
ファントムの導電性の有無も必要です。
②撮像条件
書き漏れがないように、すべてのパラメータを記載します。
頭部想定、腹部想定の2つのパラメータを忘れずに。
画像フィルタの有無を記載します。
③測定方法
測定方法を記載していきます。
機構の条件にあるように図示と、図中に直接書き込むことが必要です。忘れずに書き込みましょう。
4)測定方法を図示し、評価結果を求めるための数値を図中に直接書き込む。
性能評価試験項目|日本磁気共鳴専門技術者認定機構(JMRTS) (umin.ac.jp) より引用
5)測定結果を求める計算式を添えて、評価結果を表示する。
④結果
機構の条件にあるように、測定結果と評価結果に分けて記載します。
測定結果はそのまま表にして記載。
評価結果は計算結果を表にして記載しましょう。
4)測定方法を図示し、評価結果を求めるための数値を図中に直接書き込む。
性能評価試験項目|日本磁気共鳴専門技術者認定機構(JMRTS) (umin.ac.jp) より引用
5)測定結果を求める計算式を添えて、評価結果を表示する。
⑤考察
考察は簡潔に記載します。
おそらくですが、不均一性に偏りが出るはずですので、考察するのが良いと思います。
さいご
技師学校で書いたレポートに比べたら、かなり簡単なレポートだと思います。
計算ミスや図示ミスがなければ大丈夫です。
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