取得動機
電気の資格にはその他いろいろありますが、
私のような専門外の初学者が取得しやすく、受験資格もないのがこの2種電工です。
試験内容
この試験には、1次試験の筆記と、2次試験の実技があり、
筆記合格者が後日実技試験を受けに行くというパターンの試験です。
筆記に合格しないと実技まで辿りつけないので、筆記の試験はかなり重要です。
1.一次試験
次に掲げる内容について試験を行い、解答方式はマークシートに記入する四肢択一方式により行います。(1)電気に関する基礎理論
(2)配電理論及び配線設計
(3)電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
(4)電気工事の施工方法
(5)一般用電気工作物の検査方法
(6)配線図
(7)一般用電気工作物の保安に関する法令
2.二次試験
筆記試験の合格者と筆記試験免除者に対して、次に掲げる事項の全部又は一部について行います。
試験は、持参した作業用工具により、配線図で与えられた問題を支給される材料で、一定時間内に完成させる方法で行います。(1)電線の接続
第二種電気工事士試験 | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター (shiken.or.jp)より引用
(2)配線工事
(3)電気機器及び配線器具の設置
(4)電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法
(5)コード及びキャブタイヤケーブルの取付け
(6)接地工事
(7)電流、電圧、電力及び電気抵抗の測定
(8)一般用電気工作物の検査
(9)一般用電気工作物の故障箇所の修理
難易度
勉強をしてみて感じた難易度は、普通だと思いました。
難しくもなく、簡単すぎるわけでもなく。ちょうどいい感じ。
私はテキストを2-3周して合格することができました。
電気工学が苦手でない限り、すんなり進むと思います。
学習時間
20-40時間程度で合格できると思います。
テキストはすぃーと合格シリーズ1冊のみで十分でした。
筆記合格後は実技の練習!
練習する前に道具の準備をします。
ケーブル、工具や電気材料を揃えないといけません。工具は試験に持参します。
練習する場合、その回数分を準備する必要があります。
電材など、少し多めに購入しておくとグッドです。
ちなみに電材は近所のホームセンターや秋葉原の電気街で書い揃えました。
実技の練習は楽しい
複線図書いて、ケーブルの長さを計算して、実際に切り出したり。
ケーブルを剥いで結線したり。
病院職員の私としては不要な技術なのですが、つい夢中で練習してしまいました。
人としてのスキルアップ間違いなしです。
なかなか工具の使い方を学ぶ機会って無いですし、
配線が理解できたらなんかかっこいいという単純な理由でした。
さいごに
勉強時間も他の資格に比べて20-40時間程度と比較的少なく、お勧めの資格です。
ビルメンテナンス業を目指すかたには必須の資格でもあります。
私のような専門外の人間には一見不要な資格ですが、
資格の勉強は脳のトレーニングにとても良いと、ある東大の先生がMRIの学会で言っていたので、
私もいろいろ資格の勉強をしたいと思っています。
コメント