磁気共鳴専門技術者の認定更新に必要な知識「Ｑ2－０５」2021年度版

RFの影響について

 磁気閃光、神経刺激、筋刺激、心室細動などが生じる可能性がある、ではない

RFは主に熱なので誤り。

変動磁場で生じる可能性がある。

 体の中に渦電流が発生するし抵抗の高い部分を流れることにより発熱することがある

低周波の電磁場内では細胞膜は絶縁体となり、細胞外液中を電流が流れ、細胞内外で電位差が生じる事が神経刺激や筋刺激の一要因と考えられている、ではない

 組織へ与えられたエネルギーの一部は分子を振動させることにより発熱することがある

 防護指針の基礎とする電磁界の生体作用では、10MHzより高周波領域のRFでは熱作用が支配的である、ではない

100kHzより高周波領域のRFでは、主に熱作用が生体に対して支配的である。

強度の制限値の範囲内で使用していても、軽度の神経刺激症状が感じられることがあるが、身体に対しては無害と考えられている、ではない

無害とは言い切れない。