はじめに
スライス厚測定のレポートです。
機構の条件にあるように正方眼紙1枚に記載していきます。
4)測定に際しコンピュータソフトを使用してもいいが、結果は正方眼紙1枚に測定方法とともに、得た数値の根拠となる計算式を表示する。
性能評価試験項目|日本磁気共鳴専門技術者認定機構(JMRTS) (umin.ac.jp)より引用
(1)上記4項目について、実際の装置で測定したデータ,結果,考察をレポート形式で提出する。
性能評価試験項目|日本磁気共鳴専門技術者認定機構(JMRTS) (umin.ac.jp)より引用
(2)それぞれA4サイズの用紙1枚ずつに計算結果ならびに模式図を書く。
(3)ただし、項目3は正方眼紙が1枚、項目4は片対数グラフ用紙2枚と計算用A4版用紙1枚となり、合計6枚(6枚以上になっても構いません)を性能評価試験毎にpdfファイルを作成し、受験申請時にweb上で登録する。最初のページの最上段に、施設名、氏名、使用装置名(メーカー名も)を記載する。
(5)それぞれの試験において、使用機材(使用コイルとファントム、ファントムは形状やサイズも)と撮像条件を記載する。また、項目1と2では、使用したファントムの内容液も記載する。
アウトライン
大まかに5つのブロックに分けて記載していきます。
グラフを2つ書く必要があるので、
スペースを予め開けておくといいかも。
①使用機材
使用コイル、ファントムを記載します。
コイルはコイル径を忘れずに記載します。
ファントムは撮像時のファントム温度も記載します。
ファントム内容液のT1T2値も忘れずに記載しましょう。
解析に使用したソフトウェアも忘れずに。
②撮像条件
書き漏れがないように、すべてのパラメータを記載します。
スライス枚数は3枚です。
③測定方法
測定方法を記載していきます。
書くスペースが少ないので必要最低限の内容で記載していきます。
④結果
グラフを記載して、各読み取り値や、計算結果を記載していきます。
グラフ記載がかなり大変(面倒)ですが、しっかり図示したほうが印象が良いと思います。
各数値(DmaxやDminなど)をグラフ内に図示し、わかりやすく記載するのがコツです。
計算結果は使用した式も忘れず書きます。
⑤考察
考察は簡潔に記載します。
おそらくスライス厚にズレがあるので、それについて考察するのが良いと思います。
さいごに
技師学校で書いたレポートに比べたら、簡単なレポートだと思います。
計算ミスや図示ミスがなければ大丈夫です。
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